良いプロンプトは、形容詞が多い文章ではありません。用途、主役、構図、色、文字、避けたいことが判断できる文章です。ここでは「おしゃれな広告バナーを作って」を、仕事で修正しやすい指示へ分解します。
最初に入れる6項目
- 何に使う画像か
- 誰・何を主役にするか
- どの比率で作るか
- 文字をどこへ置くか
- どんな色・光・質感か
- 何を出してはいけないか

改善ポイント20選
- 掲載面を書く
- ターゲットの状況を書く
- 主役を1つに絞る
- 人物の位置を指定する
- 視線の向きを指定する
- 文字用の余白を指定する
- 見出しを引用符で囲む
- コピーの優先順位を書く
- 不要な小文字を禁止する
- ブランド色を具体値で示す
- 背景の情報量を決める
- カメラ距離を決める
- 光の方向を決める
- 質感を1〜2語に絞る
- 媒体に合う比率を選ぶ
- 写真かイラストかを明記する
- ロゴを勝手に作らせない
- 避けたい要素を列挙する
- 変えたくない要素を明記する
- 1回の修正では1テーマだけ変える
曖昧な指示を実務用に直す例
用途: Instagramフィード用の正方形広告
主役: 白いスニーカー1足
構図: 商品は左下、右上に見出し用の広い余白
背景: 淡いグレーのスタジオ、やわらかい左上光
配色: 白、黒、アクセントに#E85D3F
文字: 「軽さを、毎日に。」
禁止: 架空ロゴ、小さな英字、複数の商品、過剰な反射
修正時は差分だけを書く
「もっと良くして」は評価軸がありません。「商品を10%大きく」「背景は維持」「見出しの余白を右上に増やす」のように、変えるものと維持するものを分けます。

プロンプトを資産として残す
採用画像だけでなく、そのときのプロンプト、比率、色、修正理由を残します。似た案件でゼロから書き直さずに済みます。公開されている作例はPromptuariumでも確認できます。



日本語コピーを含む場合は日本語文字入りバナーの作り方、一連の制作手順はAI広告バナー制作の全工程へ進んでください。
20項目を一度に詰め込まない
最初は用途、主役、比率、余白、色、禁止事項の6項目で基準案を作り、結果を見て不足条件だけを追加します。同じ意味の形容詞を重ねるより、人物の位置、光の方向、文字用の余白など、画面で確認できる条件を優先します。
1回の比較では1条件だけ変える
基準プロンプトを複製し、商品位置だけ、背景色だけというように変更点を1つへ限定します。複数条件を同時に変えると、構図、色、光のどれが差につながったか説明できません。
失敗をプロンプトの項目へ戻す
「雰囲気が違う」で終わらせず、商品が小さいなら主役または構図、文字を置けないなら余白、不要な英字なら禁止事項へ戻します。次の指示を「もっと良くして」ではなく「商品を大きくする」「右上の余白を広げる」のように確認可能な言葉へ変えます。
基準案: 正方形広告、商品は左下、右上に文字用余白
今回変える: 商品の大きさのみ
維持する: 背景、配色、光、余白
判断: 採用/部分修正/基準案へ戻る
- 用途と掲載面があるか
- 主役が1つか
- 比率と余白位置が具体的か
- 今回変える条件が1つか
- 採用画像とプロンプトを一緒に残したか
